愛は惜しみなく与う②
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新に連れられて泉の部屋につく。
部屋はホコリひとつなく、誰かが掃除しているのが分かった。

自分のことちゃうけど、ウルッときてしまう


「お前!次勝手な行動したら、家に監禁するぞ!」

「ご、ごめんって…」


4人にあたしは説教されている。どんな気持ちで待ってたか分かってるのかと…優しい慧まで怒っていた


いや、今回のは反省や


「次からは、ちゃんと行くゆうてから行く」

そゆことじゃねー!と朔からツッコミをいただく。まぁわかってる。ちょっと心配しすぎた


組のことって、あたしは理解してあげれるから。
きっと泉の立場ってすごく複雑やって…

とにかく!!!


「泉は今後、20になろうが、継ぐことはないってさ!」


「え?まじで?!」

みんなはあんまり詳しくは聞いてないみたいやけど、新がいうに、白瀬さんという人から少しだけ聞いたらしい


「泉の親父さん、薬してなかったんだろ?」

「うん。なんか色々あったから、それは泉から聞いてあげて!」


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