愛は惜しみなく与う②
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久しぶりの学校
そして学校について告げられたことは、もう直ぐテストだと言うこと。

俺と新と泉は大丈夫なんだけど



なんせ他が頭が悪すぎる


杏ちゃんも余裕そうだから、メンバーの勉強の面倒を見るのを手伝ってもらう。

でも杏ちゃんは、こんなんもわからんの!?!とじゃっかん怒り気味


そして怖がって、俺と新の方に流れてくる


もう、杏ちゃんったら!
わざと蹴散らしてる気がするんだけど!


泣きつくメンバーをなだめつつ、杏ちゃんの方を見ていると、朔が杏ちゃんに英語の教科書を突きつけている


英語って


あいつ1番苦手なのに、大丈夫かな?


朔は英語が苦手すぎて俺たちも手を焼いている


ほんと高校に来れたことが奇跡だよ


まぁ杏ちゃんのスパルタ指導は、朔くらいじゃないと耐えれないと思うから、朔は杏ちゃんに任せようかな?


我らの総長はお昼寝
余程色々あって疲れているのだろう


よく、こんなうるさいところで寝れるよね


「慧さん、ここなんですけど、この公式でいいんですか?」

「そうそう。そこにこの数字を代入していく感じかな」


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