愛は惜しみなく与う②

泉は学歴は関係ないけど、あまりにもバカ過ぎたら、社会人になんてなれないと、断言していた


まぁこの学校のレベルが出来ない人は、社会に出る資格がなさそう。それくらい簡単だから、朔にも是非とも頑張ってほしい


「あれだよ?泉が、夏に民宿でも借りて、BBQしようって言ってたよ?補修なったら朔これないよ?杏ちゃんの可愛い水着姿だって見れないよ?」



杏ちゃんにはまだ言ってないけど、今年の夏は、BBQしに行くらしい。
去年は海に行ったんだけど、海はね、喧嘩が勃発して大変だった。

だから俺らだけで宿を借りて、お泊まりしようってことになったんだ


まぁ去年海で暴れてたのは、朔達だけど



「べ、別に杏の水着姿とか興味ねーよ!!」

「ほんと?きっと可愛いよ?スタイルもいいじゃん、杏ちゃん」


「な!!!!お前見たのか?」

「なに言ってんの?見なくても服の上からで大体わかるじゃん」


朔は少し顔を赤くしている。
バカだなぁ。


「そんな童貞みたいな反応しないでよね」


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