愛は惜しみなく与う②
紅蓮のバックには、悪い噂ばかりの組が、存在していた。
俺の実家である極道の組は、紅蓮のバックの組と元から揉めていた
それも原因で、烈火と紅蓮の抗争も、さらにヒートアップする
だが俺の親父は、紅蓮のバックにつく組を、解散まで追い詰めた
その後処理に、俺は向かわされていた
いずれ継がなければいけないと、言われているこの組。俺からしたら紅蓮の組だろうが、親父の組だろうが関係ない
違いがわからなかった
だってしていることは大差なかったから
烈火にはいって自由になった気でいたが、こういう呼び出しで、俺はまだ家に縛られているのだと感じていた
そして紅蓮の組の処理が終わり、帰ろうとした時、気になる扉を見つけた
他の扉と違い、後から付け足したような扉
好奇心が勝ち、その扉に触れて中を見ると、異様な臭いと空気に、吐き気が催した
なんだこれは
扉を開けた瞬間に、生ゴミの腐った臭いが鼻にまとわりつく
そして目線の先には
一人の少年がパソコンをカタカタと触っていた
わけわかんねぇ
俺の実家である極道の組は、紅蓮のバックの組と元から揉めていた
それも原因で、烈火と紅蓮の抗争も、さらにヒートアップする
だが俺の親父は、紅蓮のバックにつく組を、解散まで追い詰めた
その後処理に、俺は向かわされていた
いずれ継がなければいけないと、言われているこの組。俺からしたら紅蓮の組だろうが、親父の組だろうが関係ない
違いがわからなかった
だってしていることは大差なかったから
烈火にはいって自由になった気でいたが、こういう呼び出しで、俺はまだ家に縛られているのだと感じていた
そして紅蓮の組の処理が終わり、帰ろうとした時、気になる扉を見つけた
他の扉と違い、後から付け足したような扉
好奇心が勝ち、その扉に触れて中を見ると、異様な臭いと空気に、吐き気が催した
なんだこれは
扉を開けた瞬間に、生ゴミの腐った臭いが鼻にまとわりつく
そして目線の先には
一人の少年がパソコンをカタカタと触っていた
わけわかんねぇ