愛は惜しみなく与う②
あたたかいものが身体に広がる
やめよう。思い出すのは。
あたしにも、みんなにも良いことはない。
あたしが飲み終わるまで、泉は黙って隣にいてくれた
「ありがとう。そろそろ戻ろ」
声をかけると、あぁと呟いて立ち上がる。それと同時に大きな声が聞こえた
「あーーーん!いずみーーーー!」
朔…こんな人が多いところで、大声で名前言うのやめてくれる?
あのバカ…と泉は呟いていた
ふふ
「うるさいし、戻ろ!」
泉の手を引いて走る。元気出た。あんまり考えたらあかん。今はみんなで買い物に来てるんやしな!
転けるなよと泉が笑ったのを、あたしは聞き逃さなかった
「あ!!いた!!」
慧も大きな声を出す
「ごめん!ちょっとトイレ行ってた!」
「もーーー!俺たち2人で女物の水着眺めてたから、怪しまれたんだからね?」
「ごめんって。ええのあった?」
そりゃ男2人で水着売り場は…うくわな
朔もブスっとした顔をしていた
「あ、そうそう!これとかどうかな?」
慧は、こっちだよーとあたしを売り場内に案内する
やめよう。思い出すのは。
あたしにも、みんなにも良いことはない。
あたしが飲み終わるまで、泉は黙って隣にいてくれた
「ありがとう。そろそろ戻ろ」
声をかけると、あぁと呟いて立ち上がる。それと同時に大きな声が聞こえた
「あーーーん!いずみーーーー!」
朔…こんな人が多いところで、大声で名前言うのやめてくれる?
あのバカ…と泉は呟いていた
ふふ
「うるさいし、戻ろ!」
泉の手を引いて走る。元気出た。あんまり考えたらあかん。今はみんなで買い物に来てるんやしな!
転けるなよと泉が笑ったのを、あたしは聞き逃さなかった
「あ!!いた!!」
慧も大きな声を出す
「ごめん!ちょっとトイレ行ってた!」
「もーーー!俺たち2人で女物の水着眺めてたから、怪しまれたんだからね?」
「ごめんって。ええのあった?」
そりゃ男2人で水着売り場は…うくわな
朔もブスっとした顔をしていた
「あ、そうそう!これとかどうかな?」
慧は、こっちだよーとあたしを売り場内に案内する