愛は惜しみなく与う②
友達!?
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普通の買い物の500倍疲れた。

家に帰ると、新と響がご飯の用意をしてくれていた


「おかえり、杏!いいの見つかったか?」


みせてみせてと、響が玄関に走ってきた。かわええなぁほんま


「玄関先じゃなくて、中でどうぞ。涼しくしておきましたよ」


新がエプロンをつけてリビングの扉から、廊下に顔を出した

ふわりと冷気がくる


もう冷房を入れなきゃ暑い日がある


「ただいまー!」


もうこの生活にも慣れてきた。
5人は普通にここで生活している。
あたしは特に気にならないってか、昔から誰かと住んでいることが当たり前すぎて、今この状況も、特に違和感はない。

部屋からいい匂いがする


「新、料理のスキルあがったな」

「杏のおかげですよ。あなたが上手に作るのを見ていますので」


嬉しいこと言ってくれる!
響も料理の手伝いはよくしてくれている。


「買い物はどうでした?」

「…一言で言えば、疲労困憊!かな」


疲れたもん。なんか色々疲れた。もう行きたくないなって思った。
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