愛は惜しみなく与う②
朔の気持ち
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「よっしゃ!!!俺天才かも!!」


鉛筆を放り投げた。テストの日は3時間目までしかない。そして今、最難関の英語が今終わった!!

昨日遅くまで新に教えてもらったかいがあった


「どうでした?できました?」

「おう!新のおかげだ!!めちゃくちゃ埋めれた気がする」

「う、埋めるだけじゃダメですが…手応えあるならよかったです」


ちょっと苦笑いで新は笑った。
よしよし。これでテストは後2日!土日を挟んで残りの教科だ

みんな安堵した様子
俺がこんだけ手応えあるから、みんな大丈夫だろう。


それに今日驚いたことがある




「紗羅ちゃん!!テストどうやった?」




長谷川が初登校してきた。あの不登校だったクラスの女だ。

そして何故か杏と既に友達のよう


「朔?旅行はいけそうか?」

「おう。大丈夫だと思う。てかあれは…なんなんだ?」


俺が指をさす先には、杏と長谷川が居る

このクラスに女が2人もいる



そしてキャッキャと話している


「……なんか杏がストーカーから助けたらしい?」


いや、そこなんで疑問系なんだ?
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