愛は惜しみなく与う②

「しれっと、キスしてたんですね」

「なんか勢いで…気づいたらしてた」


中学生みたいな理由やめてくださいよ。ほんと…まさかキスしてたなんて、思いもよらなかったですね


「反応は、ほとんどなかったよ。ちょっとビックリしてただけ」

「……慣れてるんですかね?」

「…わかんねーよ。そん時は、なんか…慣れてるのかなって思ってた。てゆうか…志木って奴と絶対なんかある」


面白いですよね
私、泉とこういう話したことないんですよ。まぁ機会がなかっただけなんですけど。
まさか泉とこういう話ができるとは



「お前は?長いだろ。最近会えてるか?ここんところドタバタしてたから、時間作ってやれよ」

「ありがとうございます。今度連れて来ます。杏にも会わせたいので」


それがいい。
杏なら仲良くしてくれるさ。と泉は言う


昔、私の彼女は、女子達に虐められた。烈火のメンバーと付き合っていると言うことで。

たまたま引っ越しも決まっていたから、あまり苦しませずに済みましたが、こう言うことが起こる
< 353 / 419 >

この作品をシェア

pagetop