故意恋?!
|《幼なじみって》

「おはよう、祐葉!」

「翔馬ー。おはよ。」

行きの坂道はキツい。

9月の終わりだというのに、この暑さはなんだ。

「なぁ、祐葉。
なんか目腫れてないか?」

「っ、、。
ちょっと色々あってね。、、」

ビックリした。やっぱり分かるもんなんだ。

思わず目を手で隠した。

「なんだよ。色々って。
相談ぐらいしろよ?」

「大丈夫だってば!
それよりさ、、、、。」




▧ ▦ ▤ ▥ ▧ ▦ ▤ ▥ ▧ ▦ ▤ ▥ ▧ ▦ ▤ ▥ ▧


「祐葉せんぱーい。おはようございます!」

「おはよー!」

「祐葉!今日もモテモテだね!」

「里穂!おはよ!」

「柄本!おはよう。」

「篠矢、、先生。
おはようございます。」

「今日は勉強するか?」
「今日は、、
用事あるんで帰ります。」

「なんだー。用事あるのかー、
結構楽しみにしてんだぞ?
明日は絶対来いよ?」

「はーい。」

「篠矢先生と祐葉って仲良いよな・・・」

「別にそんなことないよ。」

「そうか?俺は・・・てっきり、、」

ビックリした。やっぱり分かっちゃうんだ。

距離置かないとな・・・。
< 4 / 5 >

この作品をシェア

pagetop