惚れ薬で、君の恋の魔法に。



ねぇ小高、よくわかんないよ。



小高が、ほしい。だけど小高は、物じゃないから。

物から元に小高をもらえるのなら、惚れ薬がほしいな。



惚れ薬のせいにして、この気持ちに抑えを効かせなくしたい。

小高に飲ませて、私に惚れてもらおうなんて――ムシのいいことはしないから。



私が飲んで、小高が好きだって感情をさらけ出して、告白して、アピールして、小高をオトしたいんだ。



だから、惚れ薬が欲しいよ、小高。
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