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溺れて、溺れて。沈んで、沈んで。
“惚れ薬”なんて聞くと
危ないイメージを持つ人もいるかもしれないし、結構な不思議ワードだったりする。
それに“魔法”なんて言葉がタイトルにあるあたり、完璧ファンタジーじゃん?
そう思いながら読みはじめると、とんでもなくピュア、かつ甘い………そして、少しだけ切ない。
そんな『あずきワールド』が広がっていて、不思議な安心感を覚えた。
どこか、………もしかしたら、すぐ近所の学校でも繰り広げられているような
優しくて
甘くて
切なくて
とても親しみを感じるような、そんな話。
どうせなら、彼らのように
溺れて、溺れて。沈んで、沈んで。
この物語の底に、囚われて。
あなたは、13ページに引き込まれる準備はできましたか?
物語の底で、私は待ってます。