初夜から始まる夫婦事情~一途な次期社長の溺愛は鎮まらない~
どうしたのだろうと、パソコンの画面を見ていた視線を上げる。その瞬間私は驚き目を見開いた。
総務部のフロアの出入り口付近に、なぜか修哉さんの姿が有ったのだ。
え……どうして?
役員がここに来るなんて滅多にない。
総務の社員に用が有ったとしても、秘書がやって来るか、こちらが赴くものだから。
柊哉さんの周りには彼の秘書と私達の上司の真田総務課長がいて、会話を交わしている。
何の話をしているんだろう。
気になって凝視していると、突然柊哉さんがこちらを向いたので、しっかりと視線が合ってしまった。
私は慌てて目を背ける。
会社では私たちの関係は内緒にするのに、こんな急に遭遇しては自然に振舞えなくなる。
意識しているのが、周りの社員にばれてしまいそう。
私は柊哉さんから意識を逸らし再びパソコンの画面に注目した。
このまま仕事をしているふりをしてやり過ごすしかない。
そう思っていたのに、修哉さんは真っ直ぐこちらに近付いて来る。
総務部のフロアの出入り口付近に、なぜか修哉さんの姿が有ったのだ。
え……どうして?
役員がここに来るなんて滅多にない。
総務の社員に用が有ったとしても、秘書がやって来るか、こちらが赴くものだから。
柊哉さんの周りには彼の秘書と私達の上司の真田総務課長がいて、会話を交わしている。
何の話をしているんだろう。
気になって凝視していると、突然柊哉さんがこちらを向いたので、しっかりと視線が合ってしまった。
私は慌てて目を背ける。
会社では私たちの関係は内緒にするのに、こんな急に遭遇しては自然に振舞えなくなる。
意識しているのが、周りの社員にばれてしまいそう。
私は柊哉さんから意識を逸らし再びパソコンの画面に注目した。
このまま仕事をしているふりをしてやり過ごすしかない。
そう思っていたのに、修哉さんは真っ直ぐこちらに近付いて来る。