初夜から始まる夫婦事情~一途な次期社長の溺愛は鎮まらない~
広いベッドに横たえられると直ぐに彼が覆いかぶさって来る。
私は既にうっとりした気持ちで、柊哉さんを見上げていた。
「柊哉さん、キスして……」
何度もしているのに、それでももっと彼を感じたいと思う。
私の願いを叶えるように、唇を塞がれた。息が苦しくなる程深く口づけられ、気が遠くなってしまいそう。お互い絡み合っている指に自然と力が入る。
「んんっ……」
頭が真っ白になったとき、柊哉さんの手が離れ私の身体を触れだした。
初めは緊張しか感じなかったこの行為に、今では深い陶酔を覚えるようになっていた。
どこを触れられても敏感に反応してしまう。
それはきっと私が柊哉さんを愛しているから。
ぎゅっと抱きしめられると、気持ちが高まって泣きたくなる。
「柊哉さん、大好き……」
彼に触れられる熱を感じながらそう訴えれば、それよりも深い言葉が返って来た。
「香子が大切だ……愛してる」
私はなんて幸せなんだろう。好きな人に想いを返して貰えるなんて。
零れた涙を柊哉さんが拭ってくれる。
柊哉さんの優しさを感じながら、抱きしめ合い眠りについた。
私は既にうっとりした気持ちで、柊哉さんを見上げていた。
「柊哉さん、キスして……」
何度もしているのに、それでももっと彼を感じたいと思う。
私の願いを叶えるように、唇を塞がれた。息が苦しくなる程深く口づけられ、気が遠くなってしまいそう。お互い絡み合っている指に自然と力が入る。
「んんっ……」
頭が真っ白になったとき、柊哉さんの手が離れ私の身体を触れだした。
初めは緊張しか感じなかったこの行為に、今では深い陶酔を覚えるようになっていた。
どこを触れられても敏感に反応してしまう。
それはきっと私が柊哉さんを愛しているから。
ぎゅっと抱きしめられると、気持ちが高まって泣きたくなる。
「柊哉さん、大好き……」
彼に触れられる熱を感じながらそう訴えれば、それよりも深い言葉が返って来た。
「香子が大切だ……愛してる」
私はなんて幸せなんだろう。好きな人に想いを返して貰えるなんて。
零れた涙を柊哉さんが拭ってくれる。
柊哉さんの優しさを感じながら、抱きしめ合い眠りについた。