【放浪恋愛】まりなの日記
【文句があるなら食べないで!!】
5月22日・晴れ
その日の夕方のことであった…
アタシは、昼間のバイトを終えたあと岡崎岸壁へ行って、海をながめながらメンソールをくゆらせながらのんびりと海をながめていた…
その時に、アタシのスマホの電話の着信音が鳴ったけん、電話に出てみた…
アタシが電話に出たときに、あいつが怒った声で『今すぐに帰ってこい!!』とアタシに言うてきたけん、アタシは一度家に帰ることにした…
家に帰ってきた時、あいつは『メシはまだなのか!?』とあつかましい口調で言うてきたさかいに、アタシはムッとした表情で夕食を作った…
アタシは、ふっとうしたお湯を『金ちゃん八分目でご麺(即席めん)』の容器に入れて、中身の生うどんをほぐして、お湯を捨てて、おつゆを入れて、刻みネギを入れてあいつと義母に差し出した…
せやけど、あいつはアタシにイチャモンをつけてきたけん、大ゲンカになってしもた…
「何だよ!!また金ちゃん(即席めん)かよ!?」
「うるさいわね!!文句があるのならたべんといてくれるかしら!!」
「何だと!?」
「何なんねんその言いぐさは!!あんたの年収が少ない分をアタシが稼がないと結婚生活が出来ひんのよ!!そないにごはんを作ってほしいと言うのでオカンに作ってもらいや!!アタシ!!夜のバイトがあるけん!!ほな、行ってこうわい!!」
アタシは、あいつと怒鳴り合いの大ゲンカをした後、赤茶色のバッグを持ってローソンのバイトへ出掛けました。
アタシは、バイトに向かう途中の道で幼い頃のことを思い出していた…
アタシのオカンとオトンが共稼ぎで1日中家に不在であったけん、食事はいつもコンビニの弁当かサンドイッチばかり…
たまに温かい料理と言うても、アルミニウムの容器のキンレイの鍋焼きうどんやった…
せやけんで、十分な栄養が摂れてへんかった…
オカンの仕事が休みで家にいても、お客様が来ていて、毎度のようにてんやものを取っていたことが続いていた…
せやけん、アタシはいつものように『たまには子供においしいものを作ってよぉ…』と思ってはった…
恋も、食と同様に生きて行くことに直結してはるとアタシは思います。
十分な栄養が摂ることがでけんことは、満足に生きてゆくことがでけん…
失恋やコンカツしてもうまく行かへんことも、生きる気力をうしなう一因である…
…と言うことをアタシは思っていました。
その日の夕方のことであった…
アタシは、昼間のバイトを終えたあと岡崎岸壁へ行って、海をながめながらメンソールをくゆらせながらのんびりと海をながめていた…
その時に、アタシのスマホの電話の着信音が鳴ったけん、電話に出てみた…
アタシが電話に出たときに、あいつが怒った声で『今すぐに帰ってこい!!』とアタシに言うてきたけん、アタシは一度家に帰ることにした…
家に帰ってきた時、あいつは『メシはまだなのか!?』とあつかましい口調で言うてきたさかいに、アタシはムッとした表情で夕食を作った…
アタシは、ふっとうしたお湯を『金ちゃん八分目でご麺(即席めん)』の容器に入れて、中身の生うどんをほぐして、お湯を捨てて、おつゆを入れて、刻みネギを入れてあいつと義母に差し出した…
せやけど、あいつはアタシにイチャモンをつけてきたけん、大ゲンカになってしもた…
「何だよ!!また金ちゃん(即席めん)かよ!?」
「うるさいわね!!文句があるのならたべんといてくれるかしら!!」
「何だと!?」
「何なんねんその言いぐさは!!あんたの年収が少ない分をアタシが稼がないと結婚生活が出来ひんのよ!!そないにごはんを作ってほしいと言うのでオカンに作ってもらいや!!アタシ!!夜のバイトがあるけん!!ほな、行ってこうわい!!」
アタシは、あいつと怒鳴り合いの大ゲンカをした後、赤茶色のバッグを持ってローソンのバイトへ出掛けました。
アタシは、バイトに向かう途中の道で幼い頃のことを思い出していた…
アタシのオカンとオトンが共稼ぎで1日中家に不在であったけん、食事はいつもコンビニの弁当かサンドイッチばかり…
たまに温かい料理と言うても、アルミニウムの容器のキンレイの鍋焼きうどんやった…
せやけんで、十分な栄養が摂れてへんかった…
オカンの仕事が休みで家にいても、お客様が来ていて、毎度のようにてんやものを取っていたことが続いていた…
せやけん、アタシはいつものように『たまには子供においしいものを作ってよぉ…』と思ってはった…
恋も、食と同様に生きて行くことに直結してはるとアタシは思います。
十分な栄養が摂ることがでけんことは、満足に生きてゆくことがでけん…
失恋やコンカツしてもうまく行かへんことも、生きる気力をうしなう一因である…
…と言うことをアタシは思っていました。