【放浪恋愛】まりなの日記
【コリナイアタシ…】
11月22日・晴れ
アタシは、松本町1丁目カイワイにあるペニーレイン(スナック)にくら替えをしたけど、また男とトラブってしまいました。
アタシの軽はずみが原因で年下のホストの男とトラブったあと、近見山の雑木林で男たちに犯されて、心身ともにズタズタにされて傷ついたと言うのに、アタシはショウコリもなく男をつまみぐいしていました。
その頃、友人のダンナのいとこたちのおめでたラッシュがまだまだ続いていました。
松の内におめでたいことが続いているのはええことだけど、アタシはこの時ゲシュク先の家の人たちからのけ者にされたと思い込んでいたので、孤立無援の状態におちいっていました。
せやから、アタシはさみしさを埋めるために男をあさってつまみぐいしていた…
男がほしい…
男がほしい…
アタシ…
男をあさらないと…
気が済まないのよ…
アタシがくら替えをしてから3日目のことであった…
店によく来ていた26歳のイケメンのホストのヒロムと出会った…
アタシは、一目でヒロムを好きになった…
その日の夜、アタシはカレが暮らしているアルファあなぶき(分譲マンション)に行って、夜明けのコーヒーをのんでいた…
アタシは、ヒロムの部屋で夜明けのコーヒーを飲んで、心のさみしさと悲しみをいやそうとしていた…
せやけど、それだけではさびしい心を満たすことはでけんかった…
アタシは、ホンマを言うとヒロムには好きと言う感情が全くないさかいに…
結局、ふたりは肉体関係が目的で会っていたので、気がついた時にはどうしようもなくなっていました。
そしてこの日の夜、アタシは深刻なトラブルに巻き込まれてしまいました。
ヒロムが、2日前に行方不明になってしまいました。
ママから聞いた話によると、ヒロムが不慣れな相場に過剰投資をして、大やけどをしたその上に、損失をホテンするためにやくざの上納金(くみのカネ)を持ち逃げして行方をくらませたと言うことでありました。
この日の夜、アタシは気持ちが沈んでいたので、勤めを休んでいました。
その次の日は、まさみさんと婚約者の男性とのユイノウの日でありました。
今、友人夫婦とダンナのおじ夫婦はまさみさんのおめでたの方に集中していたけん、アタシはひどく落ち込んでいて立ち直ることがでけんかった…
その日の夜9時前のことでありました。
アタシはひとりぼっちで夜道を歩いていた時に、再び派手なシャツを着ていた男たちに取り囲まれてしまったあと、近くにあるやくざの事務所に連れて行かれました。
アタシは、やくざの事務所に連れて行かれた後、無理やりイスに座らされて、その上からロープで身体をしばられた…
若がしらの男は、アタシに対して『ヒロムはどこへ行った!!』と問いました。
アタシは『そんなんしらんがな!!』と言い返したら、若がしらの男が右足でアタシをけとばしてこう怒鳴り付けていた…
「オドレアマが!!ヒロムはな!!組のカネを持って逃げたんだよ!!!!ヒロムのことを知っているのはオドレだから聞いとんぞ!!オドレは痛い目に遭いたいのか!!」
「しらんねん!!しらへんもんはしらんねん!!」
「ねえちゃん…痛い目に遭うぞ…これ以上ヒロムのことをかくまっていたら、どないなるのか…わかっとんやろな…」
「どない言われようとも、アタシは知らへんけん!!」
「強情な女やな…」
「兄貴、どないしまっか?」
「せやな…オドレら!!ヒロムはまだそんなに遠くには行ってへんみたいや…探せ!!」
「はっ…」
アタシはその後、集団できついはずかしめを受けてボロボロに傷ついてしまいました。
やっと解放されたのは、明け方の4時過ぎだったと思います。
この時、友人は心配になっていたので、夜をてっしてアタシの帰りを待っていました。
(ガラガラガラ…)
玄関を開ける戸の音が聞こえたので、友人は玄関に行った…
「まりな…まりな…ヤダ!!どうしたのよ一体!?」
友人は、きついはずかしめを受けてしまったアタシを見て、ビックリしていた。
「まりな!!ねえ、あんた一体どうしたのよ!?こんなになるまで…ねえまりな、一体誰にどつき回されたのよ!?ねえ、まりなってば…」
アタシは、アザだらけの表情で充血した目から涙をこぼしながら友人に言った…
「アタシ…神さまから見放されたわ…神さまは…アタシを見放したのよ…あんたはいいわよ…おめでたいことばかりで…アタシは…やさぐれ女だからなんか…幸せになる権利なんてないのよ…アタシ…悔しい…くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…」
「まりな…まりなってば…ねえ、まりな…」
友人は、ボロボロに傷ついて泣いているアタシをギュッと抱きしめていた…
アタシは…
もめ事ばかりを繰り返していたから…
神さまは…
アタシを見放してしまったのよ…
この先…
どうやって生きて行けばいいのよ…
アタシは、松本町1丁目カイワイにあるペニーレイン(スナック)にくら替えをしたけど、また男とトラブってしまいました。
アタシの軽はずみが原因で年下のホストの男とトラブったあと、近見山の雑木林で男たちに犯されて、心身ともにズタズタにされて傷ついたと言うのに、アタシはショウコリもなく男をつまみぐいしていました。
その頃、友人のダンナのいとこたちのおめでたラッシュがまだまだ続いていました。
松の内におめでたいことが続いているのはええことだけど、アタシはこの時ゲシュク先の家の人たちからのけ者にされたと思い込んでいたので、孤立無援の状態におちいっていました。
せやから、アタシはさみしさを埋めるために男をあさってつまみぐいしていた…
男がほしい…
男がほしい…
アタシ…
男をあさらないと…
気が済まないのよ…
アタシがくら替えをしてから3日目のことであった…
店によく来ていた26歳のイケメンのホストのヒロムと出会った…
アタシは、一目でヒロムを好きになった…
その日の夜、アタシはカレが暮らしているアルファあなぶき(分譲マンション)に行って、夜明けのコーヒーをのんでいた…
アタシは、ヒロムの部屋で夜明けのコーヒーを飲んで、心のさみしさと悲しみをいやそうとしていた…
せやけど、それだけではさびしい心を満たすことはでけんかった…
アタシは、ホンマを言うとヒロムには好きと言う感情が全くないさかいに…
結局、ふたりは肉体関係が目的で会っていたので、気がついた時にはどうしようもなくなっていました。
そしてこの日の夜、アタシは深刻なトラブルに巻き込まれてしまいました。
ヒロムが、2日前に行方不明になってしまいました。
ママから聞いた話によると、ヒロムが不慣れな相場に過剰投資をして、大やけどをしたその上に、損失をホテンするためにやくざの上納金(くみのカネ)を持ち逃げして行方をくらませたと言うことでありました。
この日の夜、アタシは気持ちが沈んでいたので、勤めを休んでいました。
その次の日は、まさみさんと婚約者の男性とのユイノウの日でありました。
今、友人夫婦とダンナのおじ夫婦はまさみさんのおめでたの方に集中していたけん、アタシはひどく落ち込んでいて立ち直ることがでけんかった…
その日の夜9時前のことでありました。
アタシはひとりぼっちで夜道を歩いていた時に、再び派手なシャツを着ていた男たちに取り囲まれてしまったあと、近くにあるやくざの事務所に連れて行かれました。
アタシは、やくざの事務所に連れて行かれた後、無理やりイスに座らされて、その上からロープで身体をしばられた…
若がしらの男は、アタシに対して『ヒロムはどこへ行った!!』と問いました。
アタシは『そんなんしらんがな!!』と言い返したら、若がしらの男が右足でアタシをけとばしてこう怒鳴り付けていた…
「オドレアマが!!ヒロムはな!!組のカネを持って逃げたんだよ!!!!ヒロムのことを知っているのはオドレだから聞いとんぞ!!オドレは痛い目に遭いたいのか!!」
「しらんねん!!しらへんもんはしらんねん!!」
「ねえちゃん…痛い目に遭うぞ…これ以上ヒロムのことをかくまっていたら、どないなるのか…わかっとんやろな…」
「どない言われようとも、アタシは知らへんけん!!」
「強情な女やな…」
「兄貴、どないしまっか?」
「せやな…オドレら!!ヒロムはまだそんなに遠くには行ってへんみたいや…探せ!!」
「はっ…」
アタシはその後、集団できついはずかしめを受けてボロボロに傷ついてしまいました。
やっと解放されたのは、明け方の4時過ぎだったと思います。
この時、友人は心配になっていたので、夜をてっしてアタシの帰りを待っていました。
(ガラガラガラ…)
玄関を開ける戸の音が聞こえたので、友人は玄関に行った…
「まりな…まりな…ヤダ!!どうしたのよ一体!?」
友人は、きついはずかしめを受けてしまったアタシを見て、ビックリしていた。
「まりな!!ねえ、あんた一体どうしたのよ!?こんなになるまで…ねえまりな、一体誰にどつき回されたのよ!?ねえ、まりなってば…」
アタシは、アザだらけの表情で充血した目から涙をこぼしながら友人に言った…
「アタシ…神さまから見放されたわ…神さまは…アタシを見放したのよ…あんたはいいわよ…おめでたいことばかりで…アタシは…やさぐれ女だからなんか…幸せになる権利なんてないのよ…アタシ…悔しい…くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…」
「まりな…まりなってば…ねえ、まりな…」
友人は、ボロボロに傷ついて泣いているアタシをギュッと抱きしめていた…
アタシは…
もめ事ばかりを繰り返していたから…
神さまは…
アタシを見放してしまったのよ…
この先…
どうやって生きて行けばいいのよ…