【放浪恋愛】まりなの日記

【湯田温泉】

１月27日・晴れ

アタシは、カレが残した借金の残高を払わなければならないので、気持ちがヒヘイしていました。

この時アタシは、フジグランのバイトを休んで、山口市の湯田温泉にある高級旅館でコンパニオンのバイトをすることにしました。

200億円の借金を一刻でも早く返さないと、アタシはまたきついはずかしめを受けることになってしまう…

アタシの気持ちは、ますますブルーになっていたので、ものすごくつらかった…

シーンは、山口市湯田温泉通りにある高級旅館の大広間にて…

この日の夜、アタシはピンク色の振り袖にクリーム色の帯をしめた和服姿でお客様のおしゃくをしていました。

この日、旅館の大広間に来ていたお客様は、大阪の零細工場の社長さん(58歳男性)でした。

社長さんは、広島県府中町にある純正自動車部品メーカーの社長さんとの商談でこの旅館を利用していました。

純正自動車部品会社の社長さんは、前の夜にアタシがおしゃくのお相手をしていた60代の男性でありました。

お客様は、純正自動車部品会社の社長さんと一時間前まで一緒にいて、商取引をしていました。

一時間前のことでありました。

お客様と純正自動車部品会社の社長さんはこんな話をしていました。

「社長、どのようにいたしますか？受注作業が来なくて困ってはるのなら、うちの仕事はどうでしょうか？」

お客様は、純正自動車部品会社の社長さんから受注作業の条件をさらに良くしますからどうでしょうかと言う言葉に戸惑っていた…

この時、純正自動車部品会社の社長さんはお客様にこう言うた…

「社長、あんた嫁さんが亡くなってもう10年になるよね…社長さんの好みはアラフォー以上の美魔女さんが好きだと言ってましたね…ここだけの話だけど…この旅館にはね…社長好みのアラフォー以上のコンパニオンがいますよ…入ってまだ二日目のピチピチのコンパニオンですよ…ええ女でっせ…あとで抱かせてあげましょうか？」

するとお客様は、その気になって純正自動車部品会社から受注作業の契約を締結すると言うて、承認印を押していた…

そして、大広間でアタシがお客様のおしゃくのお相手をしていた…

それから２時間後のことであった…

アタシは、お客様の宿泊部屋にてお布団をしいていた…

お客様は、浴衣姿で待っていた…

「お布団ができました。」
「ありがとう。」
「では…」

アタシはこの後、用事があるからと言うて部屋を出ようとしたけど、お客様はアタシの背後から両腕で思い切りつかんでいた…

「まりなさん…」
「お客様、離してください!!」
「行かないでくれ。」
「ダメ!!いけませんわ!!」
「どうしてなのだよぉ？」
「仕事があるのです。」
「まりなさん。」
「離してください!!」

アタシはこの時、お客様の腕をふりほどいたあと『イヤ!!やめて!!』と言うてから、こうこう言いました。

「お客様!!アタシにどうしてほしいのですか!?」

アタシの言葉に対して、お客様は女々しい声でアタシに言うた…

「どうしてほしいって…一晩でいいんだ…添い寝してほしいのだよぉ…」

お客様は、アタシにこう言ったあと、女々しい声泣きながらあわれみを乞うていた…

「わて…さびしいねん…嫁が亡くなってからわて…」

アタシは、最初は戸惑いながらも『お客様のお気持ちはよく分かりますが…』と言うて断った…

せやけど、アタシのドアホな性格がここで出てしもたけん、アタシはついお客様を甘やかしてもうた…

「分かったわ…だけど、約束は守って下さい…そばにいるだけならいいけど、それ以上のことはせんといて!!」

その後、お客様は赤ジュバン姿のアタシの体をグチョグチョに犯した上に、一晩中アタシを束縛したけん、アタシはきついはずかしめを受けてしもた…

結局…

アタシは…

社長さんからきついはずかしめを受けてもうた…

でも、こうでもしなければ…

カレが残した借金を返すことがでけへんねん…

つらいけど…

ゼニのためならしゃーないわ…