【放浪恋愛】まりなの日記

【今度こそは結ばれたい…】

10月12日・晴れ

アタシは、カレのことが好きになったので、名古屋で同棲生活を始めました。

カレが暮らしている場所は、名古屋栄３丁目にある14階建ての分譲マンションの眺めのいい14階の南向きの４LDKの部屋で、分譲価格は3000万円でありました。

アタシは、カレの暮らしている名古屋の分譲マンションと福井のコンパニオン派遣事務所を往復する暮らしになっていたけど、普段は名古屋と福井で別々に暮らしていて、休日にアタシが名古屋でカレと過ごすと言う週末婚の形で過ごしていた…

この日、アタシは休日だったけん、カレが暮らしている分譲マンションにいた…

夜７時過ぎ、アタシは先にシャワーを浴びた後、白のバスタオルを体にまきつけて、髪の毛を白のフェイスタオルでくるんでいる姿でメンソールをくゆらせながら500ミリリットル缶のアサヒカクテルパートナーのスクリュードライバーをのんでいた…

この時に、シャワーを浴び終えたカレが白のバスローブ姿で居間にやってきた…

アタシは、吸いかけのたばこを灰皿にギュッと押しつけて、たばこの火を消した…

白のバスローブ姿のカレは、アタシの背中をギュッと抱きしめたあと、耳もとでささやいていた…

「まりな…結婚しようか…」
「結婚。」
「オレ…まりなのことが好きなのだよ…オレの妻になってほしい…今度の休みに実家へ行こう…」

アタシはこの時、カレのことがますます好きになっていたので、カレと再婚をすることを考えていた…