【放浪恋愛】まりなの日記

【雪が降る】

12月12日・雪(時々小雪が降っていた)

アタシはこの時、工場をやめて再び旅に出ることを決意しました。

工場では、１月支給分のお給料から５パーセント減額支給と言う話が出た翌日から従業員さんたちが次々とやめていたので、人手不足におちいっていました。

12月５日から１週間の間に数人の従業員さんがやめて行きましたが、昨日もひとりの従業員さんがやめてしまいました。

工場側は、やめてゆく従業員さんの引き留めに出てはるけど、引き止めることがでけんかったので、オタオタオタオタおたついている…

なんなんねん一体もう…

アタシの契約期間は1998年の３月31日まで残っているけど、残りの日数をまっとうせずにやめることにしました。

そんな時でありましたが、工場の再就職のお世話をして下さった弁護士さんがアタシのもとにやって来ました。

弁護士さんは、アタシに『話はつけておくから…』と言いまして和歌山にある住友金属の工場へ１月５日から行くように伝えました。

アタシは、問題が一段落ついたので、年内いっぱいは鳴門に滞在することにしました。　

(話し合いの結果、工場の雇用契約は12月31日で解除となりました。残りの日数は有給休暇を取って、出発準備に充てることにしました。)
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