【放浪恋愛】まりなの日記
【雨が降る夜に…】
1月31日・雨(時々みぞれになっていた。)
土曜日の夕方、工場を出たとき降り出した雨はみぞれに変わっていた…
寒いな…
こんな寒い夜は、あつかんでものもうかな…
それとも、かに道楽へのみに行こうかな…
そんなことを思いながら工場から出ようとした時に、真山さんがアタシが工場から出てくるのを門のそばで待っていました。
真山さんはアタシと会うなり『遠出しないか?』と言いまして、アタシをドライブに誘いました。
アタシは、真山さんが運転するポルシェに乗り込みました。
車は、大阪方面に向かう国道を北上して、泉佐野へ向かっていました。
車が泉佐野市に入った頃には、みぞれがザラメ雪に変わっていました。
ふたりがやって来た場所は、国道沿いにあるガレージ式のラブホであった…
アタシは、とまどいながらも真山さんと一緒に車を降りたあと、2階の部屋に入りました。
部屋の中には、二人以上が眠ることができる大きめのベッドがありました。
部屋の灯りは、うすぐらいオレンジ色の灯りが灯っていました。
この時、真山さんがアタシの背中を力強く抱きしめていた…
「まりな…好きだよ…」
アタシの背中を力強く抱きしめている真山さんは、アタシの耳もとで『好きだよ…』とつぶやいた後、うなじにキスをした…
その後、アタシと真山さんの甘いささやきが60分間交錯していた…
真山さんは、アタシを抱いている時、アタシの名前を何度も何度も繰り返して呼びながら抱いていた…
真山さんに抱かれているアタシは、終始激しい声でさけんでいた…
(シャアアアア…)
60分間のアバンチュールの後、アタシは温水シャワーで体を洗い流していた…
アタシがシャワーを浴び終えた後、真山さんがシャワーを浴びに行きました。
シャワーを浴び終えたアタシは、体にバスタオルを巻きつけて、髪の毛をフェイスタオルで包んでいる姿で、メンソールをくゆらせながらアサヒカクテルパートナーのスクリュードライバーの500ミリリットル缶をのんでいた…
男の人に抱かれたのは…
何年ぶりになるのかな…
アタシは、そんなことを想いながら真山さんが浴室から出てくるのを待っていた…
10分後、真山さんが白のバスローブ姿で浴室から出てきました。
アタシは、たばこを灰皿に押し付けて火を消して、アサヒカクテルパートナーをひとくちのんでから、真山さんに言いました。
「真山さん。」
「まりな。」
「真山さん…今度はいつ会おうかな?」
「えっ?」
「アタシね…真山さんのことが…本気で…好きになっちゃった…」
アタシの言葉を聞いた真山さんは、おどろき戸惑っていた…
アタシは、真山さんに悲しい声でこう言うた…
「真山さん…アタシ…あなたのことが好きやねん…なんやよぉ知らへんけど…胸がはりさけそうなくらいに苦しいねん…ねえ…真山さん…アタシだけを愛してよぉ…アタシだけを愛してよぉ…」
アタシの言葉を聞いた真山さんは、再び力強くアタシを抱きしめてキスをしながら髪の毛をくしゃくしゃに乱していた…
アタシ…
真山さんとだったら…
怖いことなんかないわ…
(まりなと真山さんは、この日から密かに愛し合うようになっていたが、のちに取り返しのつかない非常事態をまねいてしまいました。)
土曜日の夕方、工場を出たとき降り出した雨はみぞれに変わっていた…
寒いな…
こんな寒い夜は、あつかんでものもうかな…
それとも、かに道楽へのみに行こうかな…
そんなことを思いながら工場から出ようとした時に、真山さんがアタシが工場から出てくるのを門のそばで待っていました。
真山さんはアタシと会うなり『遠出しないか?』と言いまして、アタシをドライブに誘いました。
アタシは、真山さんが運転するポルシェに乗り込みました。
車は、大阪方面に向かう国道を北上して、泉佐野へ向かっていました。
車が泉佐野市に入った頃には、みぞれがザラメ雪に変わっていました。
ふたりがやって来た場所は、国道沿いにあるガレージ式のラブホであった…
アタシは、とまどいながらも真山さんと一緒に車を降りたあと、2階の部屋に入りました。
部屋の中には、二人以上が眠ることができる大きめのベッドがありました。
部屋の灯りは、うすぐらいオレンジ色の灯りが灯っていました。
この時、真山さんがアタシの背中を力強く抱きしめていた…
「まりな…好きだよ…」
アタシの背中を力強く抱きしめている真山さんは、アタシの耳もとで『好きだよ…』とつぶやいた後、うなじにキスをした…
その後、アタシと真山さんの甘いささやきが60分間交錯していた…
真山さんは、アタシを抱いている時、アタシの名前を何度も何度も繰り返して呼びながら抱いていた…
真山さんに抱かれているアタシは、終始激しい声でさけんでいた…
(シャアアアア…)
60分間のアバンチュールの後、アタシは温水シャワーで体を洗い流していた…
アタシがシャワーを浴び終えた後、真山さんがシャワーを浴びに行きました。
シャワーを浴び終えたアタシは、体にバスタオルを巻きつけて、髪の毛をフェイスタオルで包んでいる姿で、メンソールをくゆらせながらアサヒカクテルパートナーのスクリュードライバーの500ミリリットル缶をのんでいた…
男の人に抱かれたのは…
何年ぶりになるのかな…
アタシは、そんなことを想いながら真山さんが浴室から出てくるのを待っていた…
10分後、真山さんが白のバスローブ姿で浴室から出てきました。
アタシは、たばこを灰皿に押し付けて火を消して、アサヒカクテルパートナーをひとくちのんでから、真山さんに言いました。
「真山さん。」
「まりな。」
「真山さん…今度はいつ会おうかな?」
「えっ?」
「アタシね…真山さんのことが…本気で…好きになっちゃった…」
アタシの言葉を聞いた真山さんは、おどろき戸惑っていた…
アタシは、真山さんに悲しい声でこう言うた…
「真山さん…アタシ…あなたのことが好きやねん…なんやよぉ知らへんけど…胸がはりさけそうなくらいに苦しいねん…ねえ…真山さん…アタシだけを愛してよぉ…アタシだけを愛してよぉ…」
アタシの言葉を聞いた真山さんは、再び力強くアタシを抱きしめてキスをしながら髪の毛をくしゃくしゃに乱していた…
アタシ…
真山さんとだったら…
怖いことなんかないわ…
(まりなと真山さんは、この日から密かに愛し合うようになっていたが、のちに取り返しのつかない非常事態をまねいてしまいました。)