【放浪恋愛】まりなの日記
【4月の雪】
4月6日・くもり(時々小雪が舞っていた。)
この日は、春だというのに朝から花冷えの空模様であった…
この日は、いつも利用している内回りの電車ではなく、外回りの電車に乗って鶴橋駅まで乗りました。
大阪環状線の外回り方面の沿線にある大阪城公園の桜の木は満開になっていたけど、4月の雪にうたれて桜の花はこごえているのかな…
アタシは、そんなことを想いながら窓の風景を見つめていました。
アタシはこの時、松山の女子高の卒業式のあとのことを思い出していた…
北条にある付属の4年制の大学に行くことを拒否して学校を飛び出した後、お世話になった下宿の世話人さんにあいさつすることを置き去りにして、キャリーバッグひとつを持っていよてつ高浜線の電車に乗って逃げ出した時も、こんな空模様だったと思う…
終点のいよてつ高浜駅に電車が着いて、電車から降りたアタシは、キャリーバッグを持って駅から歩いて松山観光港まで行った…
春まだ遠い空模様の冷たい風が吹いている海岸沿いの道歩いていた18のアタシは、何を思いながら歩いていたのであろうか…
福山で大学生だったカレとの同棲生活が破綻をして以降、アタシは各地を転々として暮らしていた…
けど、失敗ばかりを繰り返していたので成功したことなんかいっぺんもない…
アタシはこの先…
どうやって生きればいいのかな…
この日は、春だというのに朝から花冷えの空模様であった…
この日は、いつも利用している内回りの電車ではなく、外回りの電車に乗って鶴橋駅まで乗りました。
大阪環状線の外回り方面の沿線にある大阪城公園の桜の木は満開になっていたけど、4月の雪にうたれて桜の花はこごえているのかな…
アタシは、そんなことを想いながら窓の風景を見つめていました。
アタシはこの時、松山の女子高の卒業式のあとのことを思い出していた…
北条にある付属の4年制の大学に行くことを拒否して学校を飛び出した後、お世話になった下宿の世話人さんにあいさつすることを置き去りにして、キャリーバッグひとつを持っていよてつ高浜線の電車に乗って逃げ出した時も、こんな空模様だったと思う…
終点のいよてつ高浜駅に電車が着いて、電車から降りたアタシは、キャリーバッグを持って駅から歩いて松山観光港まで行った…
春まだ遠い空模様の冷たい風が吹いている海岸沿いの道歩いていた18のアタシは、何を思いながら歩いていたのであろうか…
福山で大学生だったカレとの同棲生活が破綻をして以降、アタシは各地を転々として暮らしていた…
けど、失敗ばかりを繰り返していたので成功したことなんかいっぺんもない…
アタシはこの先…
どうやって生きればいいのかな…