幼馴染でストーカーな彼と結婚したら。

 リビングに一人残された健一郎はというと、

「お願いです…少しも油断なんてしないでください。そうしないと、僕はあなたにひどいことをしてしまいそうになる」

とつぶやいたかと思うと、髪をぐしゃぐしゃとかいて、「あぁ、寝不足だから余計に抑えがきいてないのかな。シャワー浴びてすぐに出よう……」と言って珍しく反省していたのだった。

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