クールな婚約者との恋愛攻防戦
手作り料理
カレーを食べた後、私達はそれぞれお風呂に入り、二階の寝室へと向かった。


別荘には部屋がたくさんあるし、寝室は当然別。

さすがの私も、いくら夫婦になるとは言えど同じ寝室はまだ早いと思っていたものの、樹君からあまりにもはっきりと「寝室は絶対に別。あと、用がなければなるべく部屋には入ってこないで」と言われたのは、少々寂しかった。


寝室に関しては、お父様の方でも元々二部屋用意してくれていたようで、私用に用意してもらっていた部屋には、ピンクの毛布が掛かったベッドを用意してもらっていた。


部屋も広いし、本棚やデスクチェア、化粧台もあって、凄く有難い。



今日は楽しかったけれど、それと同時に少し疲れたので、二十二時には就寝した。


でも、明日は早起きだ。
何故なら、とある計画を密かに練っているから。
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