クールな婚約者との恋愛攻防戦
じゃ……じゃあ、本当に私の勘違い?
いや、でもあの電話の内容とか、藍実さんの態度からは、とてもそうとは思えないのだけれど……。
「ちなみに相談って、喧嘩の相談とか?」
「そういうのもあったな。あとは、藍実が彼氏にサプライズすることがやたら好きでな。今回の電話も、その相談だったんだ」
「サプライズの相談……?」
私の頭の中は、まだまだハテナマークだらけだ。
「藍実とその旦那さん、結婚してからもうすぐ三ヶ月経つっていう話をしていただろ? 藍実が、三ヶ月記念で旦那さんにサプライズ演出がしたいって言い出して、その相談だ」
「サプライズ演出……。もしかして、深夜に電話していた時に言っていた〝旦那さんにバレていないか?〟っていうのは……」
「旦那さんにサプライズのプレゼントを買ったから、それが見付かっていないか? っていう確認だな」
「じゃ、じゃあ〝婚約者にバレないようにする〟っていうのは⁉︎ 婚約者って私のことでしょ?」
そう尋ねると、樹君が初めて言葉に詰まる。
だけど不思議と、嘘を取り繕っている訳じゃないというのは分かって……彼の目をじっと見つめ、返事を待つ。
すると、彼は着ていた上着の内ポケットから、正方形の黒い箱を取り出す。
そして、それを私の目の前で開いてくれた。
中身は、中央で大きなダイヤがきらりと印象的に光る、細身の可愛らしい指輪だった。
まさか、これって……。
いや、でもあの電話の内容とか、藍実さんの態度からは、とてもそうとは思えないのだけれど……。
「ちなみに相談って、喧嘩の相談とか?」
「そういうのもあったな。あとは、藍実が彼氏にサプライズすることがやたら好きでな。今回の電話も、その相談だったんだ」
「サプライズの相談……?」
私の頭の中は、まだまだハテナマークだらけだ。
「藍実とその旦那さん、結婚してからもうすぐ三ヶ月経つっていう話をしていただろ? 藍実が、三ヶ月記念で旦那さんにサプライズ演出がしたいって言い出して、その相談だ」
「サプライズ演出……。もしかして、深夜に電話していた時に言っていた〝旦那さんにバレていないか?〟っていうのは……」
「旦那さんにサプライズのプレゼントを買ったから、それが見付かっていないか? っていう確認だな」
「じゃ、じゃあ〝婚約者にバレないようにする〟っていうのは⁉︎ 婚約者って私のことでしょ?」
そう尋ねると、樹君が初めて言葉に詰まる。
だけど不思議と、嘘を取り繕っている訳じゃないというのは分かって……彼の目をじっと見つめ、返事を待つ。
すると、彼は着ていた上着の内ポケットから、正方形の黒い箱を取り出す。
そして、それを私の目の前で開いてくれた。
中身は、中央で大きなダイヤがきらりと印象的に光る、細身の可愛らしい指輪だった。
まさか、これって……。