俺様副社長は愛しの秘書を独占したい
「よかったー! いっぱい食べてね」
「ありがとう」
安心したらお腹が空いたのか、圭太君もパクパクと口に運んでいく。
でも本当にお世辞抜きにおいしい。卵はふわふわだし、チキンライスの味つけも絶妙。
「ん、これはうまい。圭太、料理の腕を上げたな」
「えへへ、そうでしょ?」
副社長にも褒められて、圭太君はご満悦。並んで座りながらおいしそうに食べるふたりの仲の良さが窺える。
「ごちそうさまでした。とてもおいしかったよ」
「ありがとう、瑠璃ちゃん。全部食べてくれて」
改めてお礼を言うとそんな言葉がとびっきりの笑顔と共に返ってきて、胸がキュンとなる。
圭太君は本当にかわいい。でもやっぱり兄弟だよね。どことなく副社長に似ているところがある。
「片づけは私にさせてください」
空いた食器を手に立ち上がると、慌ててふたりも立ち上がった。
「いや、瑠璃ちゃん片づけもいいから」
「そうだよ、今日はお客様なんだからね?」
とは言われても、ごちそうになったんだもの。なにもしないわけにはいかない。これからデザートのフルーツタルトを食べる予定だ。だったら……。
「ありがとう」
安心したらお腹が空いたのか、圭太君もパクパクと口に運んでいく。
でも本当にお世辞抜きにおいしい。卵はふわふわだし、チキンライスの味つけも絶妙。
「ん、これはうまい。圭太、料理の腕を上げたな」
「えへへ、そうでしょ?」
副社長にも褒められて、圭太君はご満悦。並んで座りながらおいしそうに食べるふたりの仲の良さが窺える。
「ごちそうさまでした。とてもおいしかったよ」
「ありがとう、瑠璃ちゃん。全部食べてくれて」
改めてお礼を言うとそんな言葉がとびっきりの笑顔と共に返ってきて、胸がキュンとなる。
圭太君は本当にかわいい。でもやっぱり兄弟だよね。どことなく副社長に似ているところがある。
「片づけは私にさせてください」
空いた食器を手に立ち上がると、慌ててふたりも立ち上がった。
「いや、瑠璃ちゃん片づけもいいから」
「そうだよ、今日はお客様なんだからね?」
とは言われても、ごちそうになったんだもの。なにもしないわけにはいかない。これからデザートのフルーツタルトを食べる予定だ。だったら……。