悪魔のフリしたホストくん。
突然の来客。
湊と付き合い始めて
2ヶ月くらい経った。


変わらず、湊はホスト。


湊『じゃ、行ってきます。』


『うん、行ってらっしゃい』


湊『あこ…』


名前を呼び
手を広げる湊。


その胸に吸い込まれるように
くっついた。


湊『不安にならなくて
大丈夫だから。』


『な、なってないよ…』


湊『顔に書いてある…』


バレてる…
湊は私の事すぐに
分かってしまう。


『大丈夫、大丈夫だから。』


自分を安心させるように
言い聞かせて、
湊が出勤して行った。


< 105 / 135 >

この作品をシェア

pagetop