悪魔のフリしたホストくん。
卓弥『うん…あこ、ごめん。』


謝らないでよ…


『じゃ、行くね。』


卓弥『うん…』


振り返らない。
私はそのまま家を出た。


帰りに、
公園の前を通りかかった…

ここ…
子どもが出来たら
一緒に遊びに来たいね、なんて
話してた…


滝のように流れ出す涙は
止まることを知らない。


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