愛することに正解はない【完】


高校時代、はじめてできた彼氏にはおめでとうと言ってコンビニで買ったお菓子を渡すだけだった。



当時、友達にそれはないだろうと言われたその祝い方を天にするわけにはいかない。



いつも天にはたくさんのものを貰ってるから



私もその分やそれ以上のものを返したいのだ。



ものもいいけど、気持ちを。



こんな付き合って数ヶ月で言うのはどうなのかと思われるかもしれないけど



天を愛してるのだ。




ひとつは、SNSでよく見かけるラブラブなカップルがしている手作りのアルバムを作ろうと思う。


そこに、今までたくさん作ってきた思い出と普段は照れくさくてなかなか言えないありったけの想いを詰め込む。

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