愛することに正解はない【完】


もうひとつは、やっぱりものを上げたいのだ。


でも、男にプレゼントなんてほとんどしたことがない私はなにを買っていいか分からなくて



大学時代の天と共通の男友達に相談したら


今度の金曜日、天の誕生日の日に一緒に買いにいってくれるらしい



もつものはやっぱり友達だなぁ。



本当は誕生日前に用意しておきたかったけど、お互いに仕事があるため予定が合わなかったのだ。




幸い、その日は天は仕事で帰ってくるのは夕方だしそれまでに買っておけば大丈夫だろう。






「わぁっ!」


「うわぁぁっ!!!」



急に肩を叩かれたと同時に大きな声がして、思わず悲鳴をあげてしまう。



「もう!天かぁ!帰ってきたなら言ってよね!ビックリしたじゃん」


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