太陽と月
『陽介、どうしたの?』
さっき、お休みって言ったばかりなのに。
『いや、あのさ…。』
下を向いて頭をポリポリと頭をかく陽介。
『どうしたの?』
どうしたんだろう?
『あのさ!これからさ!何かあったら俺に言えよ!俺は椿の味方だからな!』
と照れくさそうに笑った。
『ありがとう。』
心からそう思った。
今日初めて会ったばかりなのに
陽介は私の事を全力で迎え入れてくれた。
君はいつも私の前を歩き
いつも私の手を引っ張って歩いてくれたよね。