大人の女に手を出さないで下さい
「素敵なところね」
「ああそうだね。知宏」
呟いた梨香子に蒼士が相槌を打つと奥から男性が出てきた。
「やあいらっしゃい蒼士、待ちかねたぞ。そちらが?」
「国永梨香子さん。梨香子さんこちらが友人でここのオーナーの羽鳥知宏」
「こんばんは」
「始めまして、お話は蒼士から色々聞いてますよ。素敵な雑貨店を経営してるとか。今度是非店で使う雑貨を買いに寄らせてもらいます」
「ありがとうございます。こちらのお店も素敵ですね」
話してるとオーナーの後ろからもう一人上品な女性が出てきた。
「あ、ご紹介します。妻の君枝です」
始めましてと挨拶しながら年の頃は梨香子と同年代に見える。
気になるものの年を聞いては失礼だと思っていたらオーナーの方から教えてくれた。
「妻は8歳上の姉さん女房なんですよ」
「まあ、そうなんですか」
梨香子はついついニコニコしてる奥様の君枝さんを見つめてしまった。
蒼士に年上の良さを教えたのは俺なんですよとオーナーは意味ありげな視線を蒼士に向けた。
蒼士はなぜか渋い顔をしている。
そんな蒼士を気にしつつ他愛ない話をして奥様に誘導されるまま2階の個室に入った。
そこは落ち着いた内装の宿泊もできる一室。
「直ぐに主人が料理をご用意いたします。それまでお部屋のご案内をさせて頂きます」
物腰柔らかな君枝にダイニングリビング、寝室、浴室、ベランダと案内してくれた。
ベランダに出れば湖の中に三日月が浮かび上がり上を見れば満点の星空。
夜空なんて久しぶりに見上げた気がする梨香子は感嘆の声を上げた。
「ああそうだね。知宏」
呟いた梨香子に蒼士が相槌を打つと奥から男性が出てきた。
「やあいらっしゃい蒼士、待ちかねたぞ。そちらが?」
「国永梨香子さん。梨香子さんこちらが友人でここのオーナーの羽鳥知宏」
「こんばんは」
「始めまして、お話は蒼士から色々聞いてますよ。素敵な雑貨店を経営してるとか。今度是非店で使う雑貨を買いに寄らせてもらいます」
「ありがとうございます。こちらのお店も素敵ですね」
話してるとオーナーの後ろからもう一人上品な女性が出てきた。
「あ、ご紹介します。妻の君枝です」
始めましてと挨拶しながら年の頃は梨香子と同年代に見える。
気になるものの年を聞いては失礼だと思っていたらオーナーの方から教えてくれた。
「妻は8歳上の姉さん女房なんですよ」
「まあ、そうなんですか」
梨香子はついついニコニコしてる奥様の君枝さんを見つめてしまった。
蒼士に年上の良さを教えたのは俺なんですよとオーナーは意味ありげな視線を蒼士に向けた。
蒼士はなぜか渋い顔をしている。
そんな蒼士を気にしつつ他愛ない話をして奥様に誘導されるまま2階の個室に入った。
そこは落ち着いた内装の宿泊もできる一室。
「直ぐに主人が料理をご用意いたします。それまでお部屋のご案内をさせて頂きます」
物腰柔らかな君枝にダイニングリビング、寝室、浴室、ベランダと案内してくれた。
ベランダに出れば湖の中に三日月が浮かび上がり上を見れば満点の星空。
夜空なんて久しぶりに見上げた気がする梨香子は感嘆の声を上げた。