大人の女に手を出さないで下さい
蒼士が梨香子だけでなく英梨紗のことも大事に思ってくれてるのは英梨紗にも十分伝わってる。
だからこそ大好きな梨香子と二人切りにしてあげたいのだ。それをわかってもらいたい。
それに英梨紗にも付き合いというものがある。
今日はその事を二人に報告しようと思ってた。
「へっへー、実は、あたし〜」
綻んだ笑顔の英梨紗は頬がうっすらピンクになって可愛らしい。
「彼氏が出来ましたー!」
「え!」
「うそっ!」
「マ〜マ〜?うそとはなによ!あたしこれでもモテるのよ」
放心状態の蒼士と梨香子に得意げに英梨紗は報告する。
彼は同じクラスでつい最近生徒会長になった秀才くんだそうだ。
前に好きな人がいると言ってた人でツクヨミさんに待ってれば自ずと向こうから告白してくるとアドバイスを受けて待ってたそう。
それがとうとう生徒会長になったときにずっと好きだったと告白されたらしい。
「文武両道、容姿端麗の将来エリート間違いなしの有料物件!チョーかっこいいんだから〜」
「有料物件って…」
条件のいい男をそう言うのはわかってるけども高校生が言うのはまだ早い気がする。
苦笑いの蒼士とは別に梨香子は慈愛の満ちた笑みで英梨紗の頭を撫でた。
「そう、良かったね英梨紗。今度彼氏紹介してね?」
「うん、そのうちね〜」
「ママがしっかり見定めてあげるから」
「え゛?」
「釘も刺しておかないとねえ、英梨紗を泣かしたらどうなるか」
「ママ怖ーい!」
フッフ…と黒〜い笑みを浮かべる梨香子に英梨紗はやっぱり会わせるのはよそうかと思う。
蒼士は娘命の梨香子らしいと声を出して笑った。
だからこそ大好きな梨香子と二人切りにしてあげたいのだ。それをわかってもらいたい。
それに英梨紗にも付き合いというものがある。
今日はその事を二人に報告しようと思ってた。
「へっへー、実は、あたし〜」
綻んだ笑顔の英梨紗は頬がうっすらピンクになって可愛らしい。
「彼氏が出来ましたー!」
「え!」
「うそっ!」
「マ〜マ〜?うそとはなによ!あたしこれでもモテるのよ」
放心状態の蒼士と梨香子に得意げに英梨紗は報告する。
彼は同じクラスでつい最近生徒会長になった秀才くんだそうだ。
前に好きな人がいると言ってた人でツクヨミさんに待ってれば自ずと向こうから告白してくるとアドバイスを受けて待ってたそう。
それがとうとう生徒会長になったときにずっと好きだったと告白されたらしい。
「文武両道、容姿端麗の将来エリート間違いなしの有料物件!チョーかっこいいんだから〜」
「有料物件って…」
条件のいい男をそう言うのはわかってるけども高校生が言うのはまだ早い気がする。
苦笑いの蒼士とは別に梨香子は慈愛の満ちた笑みで英梨紗の頭を撫でた。
「そう、良かったね英梨紗。今度彼氏紹介してね?」
「うん、そのうちね〜」
「ママがしっかり見定めてあげるから」
「え゛?」
「釘も刺しておかないとねえ、英梨紗を泣かしたらどうなるか」
「ママ怖ーい!」
フッフ…と黒〜い笑みを浮かべる梨香子に英梨紗はやっぱり会わせるのはよそうかと思う。
蒼士は娘命の梨香子らしいと声を出して笑った。