大人の女に手を出さないで下さい
「あ~!ちょっと何楽しそうにしてんの?」
閉店作業を終えてきた梨香子たちが2階に到着すると、何やら親し気な雰囲気の蒼士と英梨紗に気が付いてずんずんと迫ってくる。
ぎゅうっと英梨紗を抱きしめた梨香子が蒼士を睨む。
「蒼士くん!私の天使ちゃんに手を出したら許さないからね!」
犯罪よ犯罪!と息巻く梨香子に蒼士と英梨紗は目を丸くしぷっと吹き出した。
「ママって意外と鈍感よね~蒼士くんが可哀そう」
「まあ…それが梨香子さんの可愛いところでもあるけどね」
「はっ?なに!?二人して見つめ合っちゃったりして!英梨紗!なんで蒼士くんなんて呼んでんの!?こんなオジサンに気を許したらダメよ!」
「ママったら~何言ってんの?」
男はみんなエロ親父なんだから!英梨紗が食べられちゃう!
と、大騒ぎしていると蒼士はいやいやそれは酷い言い草だよと顔を引きつらす。
トミちゃんたちもやってきて参戦してきた。
「まあ本来男はそうだけどね~でも蒼士くんは大丈夫だと思うよ~なんせ年上好きだから~」
「う…」
ニヤニヤと意味ありげなトミちゃんの視線を受け、言われて初めて蒼士は自分は年上好きだったのか?と考えて言葉が出なかった。
そんなつもりはなかったのだが、そうなのか?そうだったのか〜?
「あ、そう…って、英梨紗には興味無いっていうの?こんなに可愛いのに!」
梨香子は自分に向けられた話なんてこれっぽっちも気付かず自慢の娘に興味がないことを不満に思う。
さっきと言ってることがえらい違うぞ。
「え?いやっ可愛いとは思うよ!」
「でしょう?あっ!でもだめ!私の天使ちゃんをこんなおじさんにはあげないんだから!」
「ママ…」
ヒシッと抱きしめて来る梨香子に英梨紗は話がずれてるんだけどと疲れたようなため息を吐く。
いやいやそうじゃないんだがと蒼士は言い訳したかったがぞろぞろと出て来た連中が何やら集まって来て話を遮られタイミングを逃した。
閉店作業を終えてきた梨香子たちが2階に到着すると、何やら親し気な雰囲気の蒼士と英梨紗に気が付いてずんずんと迫ってくる。
ぎゅうっと英梨紗を抱きしめた梨香子が蒼士を睨む。
「蒼士くん!私の天使ちゃんに手を出したら許さないからね!」
犯罪よ犯罪!と息巻く梨香子に蒼士と英梨紗は目を丸くしぷっと吹き出した。
「ママって意外と鈍感よね~蒼士くんが可哀そう」
「まあ…それが梨香子さんの可愛いところでもあるけどね」
「はっ?なに!?二人して見つめ合っちゃったりして!英梨紗!なんで蒼士くんなんて呼んでんの!?こんなオジサンに気を許したらダメよ!」
「ママったら~何言ってんの?」
男はみんなエロ親父なんだから!英梨紗が食べられちゃう!
と、大騒ぎしていると蒼士はいやいやそれは酷い言い草だよと顔を引きつらす。
トミちゃんたちもやってきて参戦してきた。
「まあ本来男はそうだけどね~でも蒼士くんは大丈夫だと思うよ~なんせ年上好きだから~」
「う…」
ニヤニヤと意味ありげなトミちゃんの視線を受け、言われて初めて蒼士は自分は年上好きだったのか?と考えて言葉が出なかった。
そんなつもりはなかったのだが、そうなのか?そうだったのか〜?
「あ、そう…って、英梨紗には興味無いっていうの?こんなに可愛いのに!」
梨香子は自分に向けられた話なんてこれっぽっちも気付かず自慢の娘に興味がないことを不満に思う。
さっきと言ってることがえらい違うぞ。
「え?いやっ可愛いとは思うよ!」
「でしょう?あっ!でもだめ!私の天使ちゃんをこんなおじさんにはあげないんだから!」
「ママ…」
ヒシッと抱きしめて来る梨香子に英梨紗は話がずれてるんだけどと疲れたようなため息を吐く。
いやいやそうじゃないんだがと蒼士は言い訳したかったがぞろぞろと出て来た連中が何やら集まって来て話を遮られタイミングを逃した。