女40歳、お嫁にもらってもらいます!
「あのね、大野くん…、私…。」

大野くんは少しムッとした表情で私の顔を覗き込んだ。

「大野くんってまた呼びました?」

「あっ…、あ…。」

すると私の焦った顔を見て、大野くんはニッコリと笑った。

それはまるで太陽のように私に降り注いだ。

「もう、そんなことはどうでもいいです。」

「こ…。」

大野くんのキスは温かくて、そして甘かった。

大野くんは私の頭に手を回し、自分の肩に押し付ける。

私も同じ思いだった。

無我夢中で大野くんを求めていた。

大野くんのキスが足りない…。

どうしよう、私が止まらない…。

< 116 / 225 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop