女40歳、お嫁にもらってもらいます！

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「ああ、眩しい。」

自宅に着替えに帰った私は改めて会社に向かう。

昨晩の事は置いておいて、とりあえず今は元気だ。

スッキリとはいかないけれど、主任に感謝しなくてはならないかもしれない。

我ながら、こんなにずるい女だとは思わなかった。

晃太朗に対する寂しさを、主任に慰めてもらったのだから。

客観的に見たら、こんなにひどい女は居ないだろう。

40歳になったからこそ、出来た事なのかもしれない。

でも何も解決はしていない。

それだけは胸が痛む。

「おはようございます。」

こんな日の一番初めに顔を合わすのが部長だなんて、ドラマみたいだ。

「おはよう。」

怪訝そうな表情を見せた部長は、何かを感じているのだろうか。