女40歳、お嫁にもらってもらいます!
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「はい、確かに確認したよ。」

部長のそんな声に私達はホッとする。

最後の会社内でのプロジェクトに対する検品。

それを行うのは部長の仕事だ。

「ではこのまま発注先に納品をお願いできるかな、山本係長。」

部長のそのホッとした表情に、その大変さを思い出す。

とにかくあれから3か月、何をしていたのか思い出せないくらい忙殺された。

そのことで私と大野くんは、以前のような上司と部下の関係に戻れたように思う。

それは部長や主任に対してもそうだったように。

もちろん私は何かを抱えながら、毎日を送っていた。

でも…、ここでも仕事が私を救ってくれたように感じた。

きっと…、私の決断は正しかったんだろう。

しばらく頭と心がついていかなくて、おかしそうになりそうな事もあった。






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