【短】恋の妖精に願い事

『話す事もできないなら絶対両想いなんてムリだよ！！』

絶対かぁ・・・。

「それはヤダ！！」

『だったら頑張って話てみてよ。大丈夫。美嘉ちゃんなら絶対できるよ！』

「じゃぁ頑張ってみるよ・・・。」

『うん！頑張って！応援するからネ☆』

「よ～し☆頑張るぞォ！！」

明日は勇気だして話そう！！

「おやすみぃ★」

『おやすみなさい★』




「おっはよう！！」

朝起きるとカナトはもぅ起きていた。

『おはよう！美嘉ちゃん、今日僕も学校行っても良い？？』

「もちろんOKだよ♪」

『ヤッタァ！あっ美嘉ちゃん、宮下くんの事忘れないでよ！！』

「うん！昨日頑張るって言ったもんね♪」


「よし！早くご飯食べて学校行こ☆」

『楽しみだなァ♥』


「いってきま～す☆」


「おはよ。恋のおまじないはどぅ？うまくいきそう？？」

「オッハァ☆絶対うまくいくもん！」

「へぇ。それはよかった。」

「香奈はひどいなぁ！親友なんだからもっと応援してョォ！！」

「よかったね！頑張って！応援してるよ！」
　　↑（棒読み）

「もぅいいもん！！」


『美嘉ちゃん誰？？』

「私の親友の香奈だよ。」

『２人って仲良いね☆』

「そうかな？ちょっとうれしい！」


「美嘉、さっきから誰と話してるの？」

「えっ！あのぉ・・・１人言！」

そっか。
みんなにはカナトは見えないんだ。
気をつけよう・・・。