指切り
「今年のクリスマスは莉奈は誰と過ごすのー??」


今年かぁー…でも

もう答えは決まっている

「一人かなー部屋に篭って漫画読んだり…」

月の光りが

道路を照らしながら

真っ暗な道を歩く。

「今年も!?彼氏くらい作れば??告られてたじゃんこの間」

彼氏ねぇ…

作ったってすぐ

距離が空いちゃうから

意味ないと。

「いきなり付き合って。って言われても無理でしょーとくに知らない奴は」

「まぁねーあたしも今年は一人だから一人かもしくは莉奈と過ごすかな??」


なんだよその疑問系…

あたしと過ごすのが

嫌なのか…??

「過ごしてあげてもいいよ??」

あたしがそう言うと

嬉しそうな顔をして

”しょうがないから
すごしてあげるー!!”

という咲希。



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