人生の続きを聖女として始めます
「得……そうですね。それが本当なら、北館での軟禁は解かれるでしょうが……本当だとは思えないので、損はしても得はないかと」
「え?ビクトリアって軟禁されてたの??」
驚きの新事実だった。
妃なのに、軟禁!?
意味がわからない、説明してリブラ大神官!!
「あー……まぁ、ジュリ様は知りませんよねぇ……」
と、リブラはエスコルピオをちらりと見た。
言ってもいいか、その確認のようだった。
「構わない。ジュリ様に隠し事はなくていい」
「わかりました。実はビクトリアは、政治犯バートラム・スタンフォードの実の娘なのです」
今度は驚愕の新事実。
でも、何故かイヤな雰囲気がするビクトリアがバートラムの娘なのは納得だ。
「……そうだったの……」
「はい」
「それをどうして妃に……」
「いえ、最初から妃でした。前は3人妃がいまして、例のバートラムの事件が起こってから、2人は実家に返され、ビクトリアだけを残したんです」
「え?ビクトリアって軟禁されてたの??」
驚きの新事実だった。
妃なのに、軟禁!?
意味がわからない、説明してリブラ大神官!!
「あー……まぁ、ジュリ様は知りませんよねぇ……」
と、リブラはエスコルピオをちらりと見た。
言ってもいいか、その確認のようだった。
「構わない。ジュリ様に隠し事はなくていい」
「わかりました。実はビクトリアは、政治犯バートラム・スタンフォードの実の娘なのです」
今度は驚愕の新事実。
でも、何故かイヤな雰囲気がするビクトリアがバートラムの娘なのは納得だ。
「……そうだったの……」
「はい」
「それをどうして妃に……」
「いえ、最初から妃でした。前は3人妃がいまして、例のバートラムの事件が起こってから、2人は実家に返され、ビクトリアだけを残したんです」