ポルターガイスト~封じられた扉~
「桜さんに面会ですか?」


「はい。この子たちは桜さんの息子さんにお世話になっている生徒たちです」


先生に紹介されて、あたしたちは緊張しながら頭をさげた。


男性はニコやかな笑みを浮かべた。


「案内します。少し待っていてください」


そう言うと、一旦ゴミを起きに施設裏へと姿を消した。


5分ほどして戻って来ると、「こちらへどうぞ」と、あたし達を案内してくれたのだった。
< 167 / 202 >

この作品をシェア

pagetop