篠田くんの取扱説明書
とってもおまけです
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私の幼なじみは
カッコよくてモテモテで。
私の隣の席の男の子は
カッコよくてモテモテで。
(ボキャブラリー死んでんの?)
だからふたりが
「いい加減気付けよ」
「本当にアホすぎる、おまえ」
私にだけすっごい絡んでくるのはなぜ?
*─*─*
顔はかわいいアホ
結月 乃々
(ゆづき のの)
×
クール×ツンデレ
幼なじみ
椎名 茜
(しいな あかね)
×
俺様×意地悪
クラスメイト
八神 燿
(やがみ ひかる)
*─*─*
「もう、幼なじみは嫌」
何年想ってるかわかる?
*
「俺は乃々の特別になりてぇんだけど」
時間は関係ねぇだろ?
*
「大好きだよ」
この気持ちは、キミにだけ。
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高校生活初日の朝。
満員電車で酔った私を助けてくれた人がいました。
その人は、
私が通う女子校の隣にある、
『不良の巣窟』と呼ばれてる男子校に通ってる人で
「また侑真に告白?
アイツなんであんな見た目ヤンキーなのにそんなモテんだろ?」
学校の中でも目立つくらいのヤンキーくん。
金髪で、ピアスもすごくて、
だけど顔はすごくキレイな人。
そんな彼には
「顔がちょっとかわいいなと思って声かけただけだから。それだけ。
勘違いでね」
「……は?」
「好きになられても困るんだよね。
俺、心に決めた人がいるからさ」
「……彼女?」
「ではないです」
どうやら好きな人がいるようなんだけど…
「本当の名前も知らないんだ」
だいぶ拗らせてそうです。
2023.11.25*おわり
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元・売れない地下アイドル。
アイドル時代
地面に這いつくばって、暗闇の中でもがいて生きてきたはずなのに。
「しほみんが生きがいです
あ〜スーハースーハーこんな近くで同じ息吸っていいんだろうか
あれ香水変えた?ていうか香水つけてなくない?あーこれ石鹸の匂いスーハー石鹸の匂いの方が俺は好きかもしれないです(超早口)」
まさか応援してくれてた数少ないファンの中に
こんな気持ち悪い奴(褒め言葉)いたなんて聞いてないです。
*ー*ー*
椿 志歩
(つばき しほ)
クラスメイト↓ ↑リアコ寄りファン
梅森 直
(うめもり なお)
*ー*ー*
「…触ってもいい?」
「え、やだ」
「塩対応でも好き…」
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