絶対離さないから。
そのため、お世話になっていたのがこの先生。


いつも私やみんなの体調を心配してくるから、他の学年からも慕われている。


ついには女の人にまで。


「ねぇ、もう教室戻る?」


「あ、ハイ。多分もう体調も大丈夫なんで。」


「そう、良かった。うーん、じゃあもしまた体調が悪くなったらおいで」


「わかりました。ありがとうございました。」


私は急いでベットから起き上がり保健室を出る。


とびらを閉める前にペコッとお辞儀をして閉めた。
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