絶対離さないから。
ももえ……ももえちゃんっていうんだ。


凄い……



あんな風に自己紹介できるなんて。


私だったら無視だよ。


仲良くしたいな……あーでも無理かなぁ……なんて考えてると、先生が私の名前を呼んだ気がした。


「おーい、柚木!自己紹介しろー!」


気のせい……じゃない⁈


「は、はい!」


私はガタッと音を立てて立ち上がった。
< 21 / 95 >

この作品をシェア

pagetop