絶対離さないから。
「ももえ……ちゃん……?」


覚えたばかりの名前はあっていたらしく、彼女はパァッと顔を輝かせた。


そしてコクコクと頭を縦に振る。


そしてまんえんの笑みでこちらをみる。


か、可愛い……!


女の子相手にドキッとしてしまったのは秘密だ。


「うん!わたしはももえだよ!
よろしくね?」


あぁ、声も可愛いなぁ……なーんて思っていると目の前からその声が聞こえてきてハッとした。
< 31 / 95 >

この作品をシェア

pagetop