黒龍族の末裔
「ゆらのー!ご飯だよー」

…………、
はなざわママ。
あさから元気いいなー


「わかった!今行くよー!」

急いで私は上着を羽織り、
ドタバタと
1階の食堂に下りていった。


「ったく、遅いんだよ。

 いつも、寝坊するくせに
 一丁前に目覚ましもセットしないで
 寝やがって。」


「ったく、弥彦!
 あんた11歳なのに16歳の
 ゆらの姉ちゃんに対して
 どれだけ、上から目線よ!!」
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