黒龍族の末裔
そう言って、しぶしぶ私の皿に
トマトを乗せてきた。

んー。これももう日課かなー。

「ほら!!
早く食べなきゃ学校に遅れるよー!」

「「「「はーーーい!!」」」」


シスターの掛け声でみんな
急いでごはんをかきこんだ。

「かい兄ちゃん。
ちょっと私のごはん
食べといてくれない?」

かい兄は、コクっと
首をかしげた。

そのまま私はごはんを頼み、
シスターの所へ向かう。
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