スタンドバイミー

その様子に再び微笑みを向け、



「では、まず策を練りましょうか。」




「策、、??」



「はい。生徒会長は信頼できる人を役員に選びます。だから、雅さんも生徒会長を認めさせるような功績を残す、ということです。」



なるほど、確かにこの前会長にあったとき、信頼がどうのと言われた覚えがある。



「因みに、功績って、どういったことをすれば良いんですか、、??」



少しビビりながら雅は質問した。



すると、



「そうですね、、」



と少しの沈黙が流れ、



「ある人を、納得して生徒会にいれてもらいたいのです。」、
「その人は、機械に非常に強くて、是非生徒会の庶務として入っていただきたいのですが、今まで断られ続けているのです。」

どうやら、ずっと生徒会入りを断っている人がいて、その人を納得させることが功績に認められるかもしれないということだった。


その人、の名前を聞いて、雅は耳を疑った。
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