スタンドバイミー
再び雅は四宮先輩と、生徒会室に来ていた。
黒いドアを開けると、既視感のある広い部屋が広がっていた。
その真ん中に配置された、これまた黒い革で出来たソファに座る男が一人。
隣には知らない顔の美少女が座っていた。
「あの、」
会長に話しかけようとすると、美少女に話しかけられる。
「あれれ??見ない顔だ~。秀と居るってことは、君もしかして秀のカノジョ??」
「ち、違います、!!!!」
慌てて否定する。
「クスッ、わざわざ否定しなくても良いじゃないですか。」
副会長が何やら混乱をまねきそうな言い方をする。
「えええ、何その意味深な、どゆこと!!!?」
やっぱり、美少女ちゃんが勘違いしてる。
「お前、どうやって秀を落としたんだ???」
生徒会長もなんか誤解してるし、、
てゆうか、、
「そもそもこの状況が理解できません!!!」