スタンドバイミー
会長ってもしかしてばかなの、、!?
なんなのその小学生並みの嫌がらせ。そんなん誰も引っかからないわボケ!!
などとつっこみたい気持ちで隣の四宮先輩を見ると、絶望的な顔で額を押さえていた。
さらにその向こうの美少女は、声を押さえて爆笑を堪えている。
「お前ら、、、。」
恨むような視線を感じたが、コホンと咳をして、四宮先輩が話を戻す。
「櫂、これでは理由にはなりませんか??」
そう言うと、会長は少し黙る。
目があった。
「わかった。じゃあもうひとつ、この条件をクリアできたら、入ることを認める。」
「条件??」
「そうだ。生徒会役員を一人、お前を認めさせることだ。」
「まさか、、」
四宮先輩が口を挟む。。
生徒会長がニヤリと口角をあげる。
「そう。この学園の生徒会会計をお前が入ることを認めさせろ。生徒会に一人でも反対者が居れば、お前が入ることによって秩序が乱れることになるからな。」
「でも、それは無茶では、、だって、会計と言えばあの女嫌いの」