スタンドバイミー
翌朝、全く眠れなかったけれど、親友のめいに相談するため頑張って学校に行った。
めいはスタイルがよくて、美人。そしてとにかくメンクイ。
始めケイと付き合ったことを告げると、滅茶苦茶に羨ましがられた覚えがある。
そんなめいに昨日の事を話すと、めいはとても怒ってくれた。
「なんでアイツ、急にそんなことしようと思ったんだろう。ずっとみやびのこと大事にしてたと思ってたのに。」
めいがそう呟く。
そんなこと、とは私に別れようと言ったことだろう。
「そんなの知らないよ。そう言ったってことは、私のこと嫌いになっちゃったんだよ。」
諦めたように私は返した。