スタンドバイミー



翌朝、全く眠れなかったけれど、親友のめいに相談するため頑張って学校に行った。



めいはスタイルがよくて、美人。そしてとにかくメンクイ。



始めケイと付き合ったことを告げると、滅茶苦茶に羨ましがられた覚えがある。



そんなめいに昨日の事を話すと、めいはとても怒ってくれた。



「なんでアイツ、急にそんなことしようと思ったんだろう。ずっとみやびのこと大事にしてたと思ってたのに。」



めいがそう呟く。



そんなこと、とは私に別れようと言ったことだろう。



「そんなの知らないよ。そう言ったってことは、私のこと嫌いになっちゃったんだよ。」



諦めたように私は返した。
< 3 / 32 >

この作品をシェア

pagetop