ひかり


ガラガラガラッ

ドアを開けて中に入る。

お嬢様、お坊ちゃまがずらり。

朝出待ち?してたような子達とは違って、落ち着いてる子達が多いような気がした。

「おはよう!よろしくね!…えっと美桜ちゃん?だよね?」

「うん!そう!よろしくね!…お名前聞いてもいいかな?」

「初めまして。西園寺 花京(サイオンジ ミヤビ)です。よろしくお願いします!」

目のパッチリしたかわいい女の子。
私より全然背が高くて大人っぽく、胸元まで伸びた髪の毛を三つ編みおさげにしている。

「花京ちゃん!よろしくね!私の名前は、如月 美桜!」

「知ってるよ!大病院の美少女すぎる娘って有名だもの。」

「花京ちゃんだって!西園寺グループの、跡取り娘なんだよね?女の子なのに…ってなってたのに、秀才ぶりが認められて、時期社長確定って有名だもん!」

「…って、そんな子ばっかりだよね」

「うんうん」

高校生活初めての友達。

嬉しい!!!


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